子育てママ必見!子どもがかかりやすい病気とは?
子供のうちにだけかかる病気について
子供は大人と比べてかなり免疫力が弱いため、ちょっとしたことですぐに感染症にかかってしまったりします。
特に2歳までの時期は非常に体が弱く、常に何らかの病気にかかる危険があるといってもいいくらいです。
ただしそうした病気が怖いから絶対に外に出さないようにと無菌室の中だけで育てるというのが一番よいかというとそういうわけではなく、感染をすることで丈夫な体になるということもあります。
もちろん病気にならないのにこしたことはありませんので親や保護者としては予防をしていくのが当然ですが、予防接種などをしつつも実際に感染をしても極端に恐れることはせず適切に治療をしていくようにしましょう。
子供がかかりやすい病気としては、ウイルスや細菌による感染症の他、呼吸器や目・鼻・耳の病気、皮膚のただれといったものが挙げられます。
基本的にそれらの症状は年間を通して発症しやすいものではあるのですが、特に夏の時期には細菌が繁殖しやすく汗を多くかくため病気になる確率が高まります。
子供がかかる主なウイルス性の病気
子供がかかりやすい病気の中でももっともメジャーな症状がウイルス性の風邪です。
特にインフルエンザウイルスは毎年強力なものが発生してくるため、小さな子供がいる家庭では感染が起こらないように十分に注意をしておかなくてはいけません。
ここ近年のインフルエンザウイルスは悪質なものも多いため、子供が罹患してしまうと後遺症が残るほどに重篤化することもよくあるので、感染予防と合わせもし感染をしたときにはすみやかに専門の医療機関を受診するようにしていきましょう。
インフルエンザの場合には素人が誤った治療をしてしまうことによりインフルエンザ脳炎のような怖い症状を招くようなこともあります。
同じインフルエンザでも大人がかかったときと子供がかかったときの症状は異なるということはきちんと知っておく必要があります。
インフルエンザほど深刻なものではありませんが、他にもウイルスにより感染をする風邪に似た症状の病気がたくさんあります。
「おたふく風邪」や「ヘルパンギーナ」「とびひ」「手足口病」「水疱瘡」といったものは子供の時期には一度はかかる病気だと思った方がよいでしょう。
風邪以外にも怖い病気がたくさんあります
子供の感染症というと風邪やそれに近いものばかりが目立ちますが、他にも子供だからこそかかりやすい症状がいくつかあります。
目や鼻などの粘膜の病気としては「結膜炎」「中耳炎」「副鼻腔炎」「外耳道炎」といったものがあります。
これらも基本的には外部からの感染によって起こるので、夏場のプールなど人が多く集まる場所では注意をしていきましょう。
またおむつがとれない時期の子供の場合、性器周りにただれなどが起こる皮膚病が多く起こります。
特に男の子は性器周りが腫れたりふくれたりといった痛みを伴う症状が出やすいので、汗をかきやすい時期には清潔に気をつけてあげてください。