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「風邪」という病気は存在しないって本当!?

「風邪」とはどういう病気か

風邪の子ども
「風邪」「水虫」「がん」の3つのうちどれかの特効薬を開発することができたらノーベル賞ものと言われていますが、これらはいずれも原因や症状が個人によって異なり完全に予防をすることが難しい病気です。

特にこの3つのうち「風邪」は日本のみならず世界中で必ず誰もが経験をする病気の一つであり、かかる時期によって少しずつ症状が異なってきます。

私達は普段「風邪を引いた」という言葉を使いますが、実は正確に言うと「風邪」という病気はなく医学的には「普通感冒」という鼻炎やくしゃみなどの症状が出るものがそれぞれ進展することによって起こります。

いわゆる「風邪」とされる症状としてはくしゃみや咳といった気管支の病状の他、鼻水などの粘膜症状、さらに発熱や関節痛が伴います。

風邪を防ぐための方法

一口に風邪といってもそれが細菌性の病状か、はたまたウイルス性のものかによって現れる症状が異なってきます。

ウイルス性の風邪の代表的存在がインフルエンザですが、他にも雑菌が体内に入ることにより肺炎が起こるなどといったこともあるため、「風邪を引いたかな?」と思ったらまず冷静に症状をみてそれから対応策をとっていく必要があります。

どのようなタイプの風邪であっても結局は外部からの異物が侵入することにより起こるため、最も有効な予防策としてはうがいと手洗いの励行、それと人混みでのマスク着用といったものになります。

また冬の乾燥しがちな時期には人の粘膜が乾きやすくそれが体内に入った細菌やウイルスの侵入を許すことになってしまいます。

適度に湿度を保ち、体が冷えないようにしていくことが風邪を予防するための有効な方法となります。