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高齢者におすすめの運動法とは!?

高齢者でもできる簡単なおすすめ運動

散歩をする熟年夫婦
高齢者にとって大きな悩みになるのは筋力の低下や骨密度の減少ですが、それらはある日突然に起こるものではありません。

人の体力はだいたい40歳を過ぎたあたりから急激に落ち始めていくという特徴がありますので、中年期からの運動習慣は60歳、70歳を迎えたときの健康状態に大きく関わりを持っています。

高齢者世代になっても背筋がピンと伸びていたり、長い距離を歩くことができる人もそれほど珍しくはありませんが、そうした人はいずれも若い時期から継続的な運動をしてきたというところに共通点があります。

実際に高齢者世代になってから運動を始めるとなると、そこから筋肉をつけたり骨密度を上げたりするのは難しくなりますのでできれば中年になるくらいから毎日少しずつでもできる運動習慣を取り入れていってもらいたいです。

ただしだからといって高齢者になってからでは遅いかというと決してそうではなく、何歳からでも十分に体を鍛えて健康を取り戻すことは可能です。

高齢者になってから運動をするという場合には決して無理はせず、まずは軽い負担で毎日続けられる種類のものから始めるようにしましょう。

簡単なストレッチなどでも効果はあります

運動といっても大げさなものをする必要はなく、毎日少しずつでも歩くようにしたり、体を伸ばしたりするストレッチ運動だけでも十分効果はあります。

高齢者に人気の高い運動としては近所を歩きまわるウオーキングや小学生にはおなじみのラジオ体操、他にも太極拳やピラティスといったものがあります。

ウォーキングの場合には「一日一万歩」というのが厚生労働省の指標として掲げられています。

ただ実際には一万歩に相当する距離を毎日歩いている人は日本人人口の3割程度とされているのでいきなり無理をするのではなくまずは10分くらいを歩くというようなことから始めてみるとよいでしょう。

高齢者向けの軽い腹筋や背筋運動も強度自体は重くないですが、続けているうちに自然と体の調子がよくなっていくので焦らずじっくりと結果が出るようにしていきましょう。