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インフルエンザの正しい予防法を徹底解説!

インフルエンザとはどういう病気なのか

頭痛に悩む女性
毎年冬が近づくと大々的に言われるようになるのがインフルエンザの危険性です。

インフルエンザとは主に高熱を伴う病気ですが、そのもとになっている病原菌の名前を「インフルエンザウイルス」ということからそう呼ばれています。

ただしインフルエンザといってもその病原菌は毎年同じものではなく、その年ごとに独特の特徴を持っているのが普通です。

そのためある年にインフルエンザの予防接種を受けたからといって翌年のウイルスにも効くということはなく、その年のウイルスに効くものを順次開発をしていかなければならないため毎年の予防接種を呼びかけられているのです。

特に2009年からは季節性インフルエンザだけでなく、通年で蔓延する可能性のある新型インフルエンザも登場してきており、今や常に危険と隣合わせにあるというのが実情となっています。

インフルエンザは風邪の症状によく似ていますが、まず感染力が普通の風邪とは比べ物にならないくらいに高く、また発症すると38度以上の非常に高い熱が出てしまうというところに大きな違いがあります。

またインフルエンザは他の病気を併発しやすく、体力のない子供などはこじらせると危険な気管支炎や肺炎にまで発展してしまうこともあります。

子供の他にも65歳以上の高齢者や慢性の気管支の病気を持っている人、さらに妊娠中の女性なども同じく重篤化しやすいハイリスク群として分類をされているので特に注意が必要です。

インフルエンザを予防するための心がけ

インフルエンザウイルスは大変感染力が強いため、もともと体が丈夫な人でも油断をするとあっというまに感染をしてしまいます。

感染源となるのは主に咳やくしゃみによる飛沫感染が主ですが、ウイルスがついた手で触れたドアノブなど別の人が触れるといった接触感染でも起こります。

そのためインフルエンザが流行してきたら、マスクをして外に出ないようにするとともに、帰宅時にはうがいや手洗いを徹底するといったことが重要な予防対策になります。

また乾燥した室内ではウイルスが繁殖しやすくなるため、加湿器を置くなど適切な空気環境を作り外部からウイルスを持ち込まないようにしていきましょう。